のぼりとは、飲食店や神社、園芸店やバーゲンセール、祭りなど、いろいろなところで目にする「旗」です。
竿に、縦長の布がつけてある形状で、布部分に様々な文字やイラストが描かれており、非常に目を引く効果があります。
おもに宣伝用に用いられていますが、その歴史は古く、戦国時代とも、邪馬台国だとも言われています。
のぼりは、専門業者や職人によってオーダーメイドで作られていたりするものもあれば、ホームセンターなどで気軽に購入できるもの、自分で作るタイプなど、様々な形状で販売されています。
価格は大体、市販品が1本2〜3000円前後で、オーダー品はまとめ買いなら1本2〜8000円前後、職人ものは5000円〜1万円くらいでしょうか。
その他に、竿や竿台なども必要です。
ただ、のぼり旗には大きな宣伝、広告効果がありますので、この価格は効果に対して非常に安価であると言えます。
オーダーのぼりは、旗の素材から選べるものもあれば、文字の内容だけを自由にできるものもあり、それによって価格も大きく変わります。
はじめて利用する場合は、安いものから試し、効果を実感してからオリジナルを制作するというスタイルもおすすめです。
のぼり旗には、絶大な宣伝・広告効果があります。
広告業界で、のぼりに勝てる存在はないと言っても過言ではないでしょう。
あのひらひらと風に揺らめく様は、非常に目を引きます。
そして、目を引くのにまったく邪魔に感じさせないのです。
なぜなら、風の一部であるからです。
そうやって風景に溶け込んでいるにもかかわらず、書かれた文字はものすごい勢いで脳内に侵入してきます。
「バーゲン」「ビアガーデン」「かき氷」「冷やし中華」「ラーメン」「おでん」「○○祭り」などなど、目に飛び込んできたが最後、決して抵抗できないほどの魅力的な印象をおくりつけてくるのです。
ですから、のぼり旗はその効果を利用して、飲食店の集客や祭事の演出などの大きな役割をまかされているのです。
なぜこんなに効果的なのかといえば、それは私達の歴史に秘密があります。
中国の魏志倭人伝に「邪馬台国の卑弥呼に戦いのための旗として贈られた」という記述があり、それほどの大昔から、のぼりは日本人の暮らしの中に存在していたのです。
「戦いのため」とされていることからも、何らかの興奮作用があるのかな、という想像ができます。
戦国時代に盛んに使われたのも、そのためでしょう。